大庭伸介教授が紹介された個体発生と分化のモデルです。多分化能を持った細胞(図の球)は坂(ランドスケープ)を転がるようにして分化していきます。坂を転がる際に幾つかの分岐点から向かう先によってそれぞれ違う文化状態に到達します。この坂の状態はエピジェネティックな遺伝子発現によって制御されます。
Rajagopal, J., & Stanger, B. Z. (2016). Plasticity in the adult: how should the Waddington diagram be applied to regenerating tissues?. Developmental cell, 36(2), 133-137.