コロナワクチン接種後に顔面と舌に痛みが生じ持続した患者さんを治療したことがありました。9月11日の臨床談話会で発表する予定です。
コロナワクチン接種後に神経障害による痛みが生じた報告例は幾つもあります。33歳の歯科医師の女性が自身に起きたCRPS(複合性局所症候群)について論文化しています。CRPSはワクチンを接種した左腕に生じました。
治療として薬物療法(カプサイシン、アミトリプチリン、プレドニゾロン、プレガバリン、アセトアミノフェン)とアーユルベーダを併用したところ、症状は軽快してCRPSの症状から独立して日常生活を送れるようになりました。