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サホライドの作用機序

論文・記事 2022年08月01日

サホライド塗布により、どのようにしてう蝕の進行抑制や予防が起こるのかをまとめたシステマティックレビューです。
サホライドを塗布すると、エナメル質や象牙質の表面に銀の粒子が沈着する
サホライドはミュータンスレンサ球菌の歯面付着と増殖を抑制する
サホライドを塗布すると、細菌数が減少し、死菌数が増加する
サホライドを塗布すると、う蝕病変の深部拡大が抑制される
サホライドを塗布すると、無機質の喪失が抑制される
サホライドを塗布すると、カルシウムとリン酸の喪失が減少し、取り込みが増加する
サホライドを塗布すると、脂質の微小硬度が増加する
サホライドを塗布すると、コラーゲンが保護され、露出しなくなる
サホライドの存在下で、コラーゲンの分解が抑制される

ZHAO, Irene Shuping, et al. Mechanisms of silver diamine fluoride on arresting caries: a literature review. International dental journal, 2018, 68.2: 67-76.

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1111/idj.12320

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