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デンチャープラークと病気

口臭 病気 2017年05月27日

義歯性口内炎

デ ンチャープラークに棲むカンジダ菌というカビによって、義歯の下の粘膜が赤くなった状態を「義歯性口内炎」といい、義歯がすれて痛む、出血するといったケースがしばしば起こります。義歯性口内炎はデンチャープラークの除去により解決しますが、「フロリード・ゲル」や「ファンギゾン・シロップ」などの抗真菌剤を使うと、より効果的です。

口臭

デンチャープラークに棲息する嫌気性菌が、揮発性硫黄化合物を発生させると、口臭が生じます。

誤嚥性肺炎

舌やのどのガンを手術した人、あるいは寝たきりの高齢者は、ものを飲み込むという身体の機能(嚥下機能)が低下しているため、食べ物や逆流した胃液が誤って気管に入ってしまう場合があります。その際、口の中に繁殖する無数の細菌が「誤嚥性肺炎」を引き起こしますが、デンチャープラークも細菌の供給源となっています。


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