柳田敏雄教授はサッカーのネイマール選手を研究室に招いて、fMRIを撮影しました。その際にピッチ上で相手チームのディフェンダーが迫る中でのプレーをイメージしてもらいました。実験の結果、無意識に幾つかの選択肢の中から最適な方法を瞬時に選択していることがわかりました。その時の脳は他の選手と比べて広範囲で活動していることもわかりました。この脳活動を再現できるようにバイオフィードバックすれば、サッカー選手の能力向上につなげることができるようです。
同じ方法で慢性疼痛や恐怖症の治療も可能です。日本人に短時間で「l」と「r」の発音を聞き分けられるようにすることもできます。