プロネスパスタアロマとリドカイン20%、テトラカイン4%、フェニレフリン2%が含有されている表面麻酔とではどちらの方が一般的に鎮痛効果が高いですか?
回答
プロネスパスタアロマは歯科用の表面麻酔薬で、日本で広く用いられています。成分はアミノ安息香酸エチル、テトラカイン、ジブカイン、ホモスルファミンです。歯の治療前、痛みを感じにくくする局所麻酔の注射をしますが、注射針が粘膜に刺さるときにちくっとした痛みが生じるため、あらかじめ表面麻酔薬を口腔粘膜に塗っておくことによりこの痛みを感じにくくします。
リドカイン20%、テトラカイン4%、フェニレフリン2%が含有されている表面麻酔とはTAC20%Alternateのことのようですね。鎮痛効果が高い表面麻酔薬で、海外の製品のようです。下記のサイトに記載があります。
This product can provide a deeper anesthesia than typical OTC anesthetics (although not as deep as infiltrative local anesthetic).
この製品(TAC20%Alternateのこと)は市販されている表面麻酔薬よりも深い麻酔効果が得られますが、局所麻酔ほどの効果はありません。