解決思考アプローチをベースにしたブリーフセラピーの技法にホリスティックコミュニケーションがあります。これを実践している黒丸尊治先生が若手研究者の悩みを聞くという模擬面接を披露しました。
若手研究者が自ら希望して国内留学したものの、臨んだ研究結果が出ずに困っているという設定です。結果が出ずに期限を迎えるとなると、送り出してくれた上司や迎え入れてくれた研究室の人たちに申し訳ないことになると焦っています。
どのような結果が出るとよいのか、過去に人の期待に応えられなかった時はどのような結果となったのか、といった解決思考型の面接が繰り広げられました。現在どの程度がんばっているのかというスケーリングクエッションやリソースの探究なども行われ、ブリーフセラピーらしい解決へとつながりました。