運動すると疼痛が抑制される理由に、運動中の筋骨格から遊離されるマイオカインの存在があります。マイオカイン(myokaine)とは初耳ですが、種々のサイトカインやタンパク、ペプチドを指すようです。各種マイヲカインが血中に入ると最終的に抗炎症作用や抗酸化作用が生じ、鎮痛につながります。
種々のマイオカイン
IL-6(Interleukin-6)
炎症を起こしそうですが、糖取り込み促進、脂肪酸化亢進、筋細胞の修復など良い作用があります。
IL-8、IL-15
BDNF(Brain-Derived Neurotrophic Factor)
LIF(Leukemia Inhibitory Factor)
FGF21(Fibroblast Growth Factor 21)
Follistatin-like-1