ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

電話:072-646-8445

マインドフルネスストレス低減法

論文・記事 2022年08月01日

第3世代の認知行動療法といわれる新しさがある半面、2600年前に釈迦が実践した古い方法でもある不思議な心理療法がマインドフルネスです。1970年代に開発されたマインドフルネスストレス低減法は9週間にわたって全8回のセッションで行われるグループ療法です。意識的に呼吸に注意を向けることで、今この瞬間に生じている身体感覚、思考、感情経験に気付きます。
慢性疼痛を例にすると、痛みに苛まれることで破局的思考の反芻や注意固着に陥りやすいという問題があります。マインドフルネスで心身の状態を把握できるようになると、破局的思考などへの気付きが促され、適切な対応へと変容します。

ページの一番上へ