ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

電話:072-646-8445

リグロス夏のLIVEセミナー

学会・研究会 2021年07月15日

歯周組織再生剤「リグロス」を使用した歯槽骨再生術のセミナーです。第1回目は歯間乳頭温存術の術式選択、切開、縫合が話題の中心でした。歯槽骨を再生する際、術後に創部が裂開しないように注意する必要があります。もっとも裂開しやすい部位は歯間乳頭部なので、この部分が傷つかないような配慮が歯槽骨の再生量を左右します。
私が日常的に行っている歯周外科手術は、辺縁性歯周炎に対する歯肉弁剥離掻爬術、臨床的歯冠長の不足に対する歯冠長延長術、歯根面露出に対する根面被覆術です。歯肉弁剥離掻爬術の大半はリグロスを用いた歯槽骨再生術であり、その多くは簡易型歯間乳頭温存切開(Simplified papilla preservation technique.)と垂直マットレス縫合変法(Modified mattress suture)を用います。

ページの一番上へ