認知行動療法の心理技法のひとつに「ロールプレイ」があります。これは患者が自分の家族や上司などの役を演じ、治療者と対話する方法です。患者がいつも受けている構造化された対話形式の認知行動療法の面接を他者の視線で受け直すことになります。他者の立場で考えて発言することにより、患者に新たな「気付き」がもたらされ、「前向きな考え方」ができるようになります。
今回は3人一組になってじゃんけんで役割を決めてロールプレイを行いました。私がクライアント役、関西学院大学の児童心理学の教授がセラピスト役、精神病院で勤務する看護士がセカンドセラピスト役を務めました。
http://studygroup.cbtcenter.jp/osaka-kobe/