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全身の痒みと紅斑

学会・研究会 2019年05月28日

山本篤志先生の症例105は全身の痒みと紅斑を訴えた45歳女性です。風湿熱毒と営血分の血熱を疑い、清熱剤である三物黄芩湯や黄連解毒湯と治風剤である消風散の組み合わせを試しましたが、効果が上がりません。最終的に補気剤である六君子湯と平熄内風剤である当帰飲子の組み合わせで治りました。脾虚と内風の関連がわかりませんが、脾虚が基礎に横たわっていて、最終的に皮膚症状が生じたようです。

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