東儀洋先生(赤羽牧洋記念クリニック)の症例は肩関節炎でした。神経障害性疼痛による痛みやしびれに対する方剤に十味剉散があります。当帰、川芎、芍薬、地黄、白朮、桂枝、防風、黄耆、茯苓、附子の十味からなりますが、漢方エキス剤ではありません。十味剉散に近いものとして大防風湯と苓桂朮甘湯を投与しました。体力がある場合は大防風湯と桂枝茯苓丸にします。
十味剉散
学会・研究会 2022年06月01日
東儀洋先生(赤羽牧洋記念クリニック)の症例は肩関節炎でした。神経障害性疼痛による痛みやしびれに対する方剤に十味剉散があります。当帰、川芎、芍薬、地黄、白朮、桂枝、防風、黄耆、茯苓、附子の十味からなりますが、漢方エキス剤ではありません。十味剉散に近いものとして大防風湯と苓桂朮甘湯を投与しました。体力がある場合は大防風湯と桂枝茯苓丸にします。