ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

電話:072-646-8445

口腔ガンの症状と症例写真(口腔ガン4)続き2

病気 2017年07月27日

頬粘膜ガン
頬の内側の粘膜に発生するガンです。歯の刺激を受けやすい部分にできやすく、喫煙による刺激も原因と考えられています。
初期には粘膜の表面が白くなったり赤くなったりするだけですが、進行すると粘膜の隆起や腫瘤、また潰瘍が生じる場合もあります。進行すると、口が開きにくくなるのが特徴です。
口蓋粘膜ガン
口の天井の部分を口蓋といい、この部分の粘膜に発生するガンです。
このガンは、病理組織学的に扁平上皮ガンと腺ガン(腺系ガン)の2種類に分類されます。口蓋の後ろ半分(軟口蓋)は腺ガンが大多数を占め、粘膜は膨らみを見せつつも(膨隆)表面は正常で潰瘍は生じず、しばしば痛みが伴います。一方、扁平上皮ガンの場合は粘膜の隆起や腫瘤、また潰瘍が生じることもあります。

ページの一番上へ