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口腔灼熱症候群に対する認知行動療法

学会・研究会 2024年04月17日

北海道医療大学臨床口腔病理学分野の安彦善裕教授の講演です。舌痛症(口腔灼熱症候群)患者の過半数にまず抗真菌薬を投与されていました。舌が痛む場合に口腔カンジダ症が原因となっていることが多いからです。抗真菌剤では改善しない場合は抗不安薬のロフラゼプ酸エチルを投与すると、4分の3は症状が寛解しました。

口腔灼熱症候群に対する認知行動療法プログラムも実施されています。1回60分のセッションを2週間置きに4回実施します。

セッション1 心理教育、セルフモニタリング、リラクセーション

セッション2 デストラクション(気を紛らわすこと)、破局的思考の同定

セッション3 破局的思考に対する妥当性の検討

セッション4 適応的思考の生成

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