東京医科歯科大学歯科心身医学講座の豊福明教授にはこれまで何度か治療の相談に応じて頂いています。慢性疼痛の治療に際しては「反芻」(痛みのことばかり考えてしまう)や「予期不安」(また痛くなったらどうしよう)といった心理機制に心を配っているそうです。薬を使いながら、できることを増やしていくようにし、歯が悪くなったら歯も直す「ステルス心理療法」が理想的ということです。