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口腔顔面痛

症状・病態 治療法 2021年06月11日

歯が悪くないのに歯が痛む
顔面の奥の方で痛みが持続する
顔面がピリピリと痺れる
口の中がヒリヒリとやけどしたように痛む
首からこめかみにかけて締め付けられるように痛む
顔を洗うと一瞬激烈な痛みが走る
上顎の臼歯に激痛が生じ、鼻水や涙が出てくる
これらは口腔顔面痛の症状です。口腔顔面痛はその名の通り口や顔面に生じる痛みの総称です。この中で最も多いのは虫歯や歯周病などの歯が原因で起こる痛みです。歯科を受診して歯口腔顔面痛の問題を調べて治療を受ければ痛みがなくなります。
一方で歯以外の問題からも口腔顔面痛が生じます。口腔粘膜や顎骨、鼻腔、副鼻腔、顔面の皮膚や筋肉に細菌感染や外傷が生じれば痛みを伴います。これらの痛みに対してはそれぞれの原因に応じて治療を進める必要があります。三叉神経痛、顎関節やその周囲の筋肉に痛みが生じる顎関節症、帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛、口唇ヘルペス、舌痛症などの傷みもあります。
痛みの診断が付きにくいものもあります。今までに説明したような外傷、感染などの異常が見当たらないものです。この中には神経の損傷による神経原性疼痛やストレスなどの心理的な要因から来る疼痛性障害があります。どのような原因も見当たらない場合は「非定型顔面痛」といいます。

口腔顔面痛

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