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口臭ってどんなもの?

口臭 2016年09月01日

口臭には、大きく分けて生理的口臭と病的口臭があります。まず、生理的口臭とは朝起きた時や緊張した時、空腹時、また女性 に特有のものや老人特有の加齢臭も含まれます。次に、虫歯や歯周病、また、鼻やのどの病気、食道・気管・肺の病気、尿毒症、肝硬変などが主な原因となる病 的口臭があります。便秘・消化不良・腸内ガスの発生・胃潰瘍・腸炎・胃炎などの消化器系疾患、肩や筋肉の凝り、低血糖症、肥満や疲労、さらに精神不安定な どもまた病的口臭の原因とされています。
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ま た、生理的口臭でも病的口臭でもない、「自臭症」という深刻な悩みを抱える方もたくさんいます。自臭症とは、家族や友人 など周囲は誰も気付かないにもかかわらず、本人は自分の口臭がとても気になり、不安で仕方がない状況に陥ってしまうものです。医療機関で検査を受けても特 にこれといった原因が見つかるわけでもなく、単なる思い込みや気のせいとして処理されるため、本人はますます悩みを深めてしまうのです。しかしながら、こ の状態を放置しておくと、口臭ノイローゼや対人恐怖症へと進んでしまう可能性があるため、早期に口臭外来を受診する必要があります。
とこ ろで、食習慣は最も身近な口臭の原因となるものです。例えば、食後のニオイ対策としてコーヒーやタバコを愛飲する人が いますが、むしろ新たな口臭を呼ぶ可能性があるため、注意が必要です。また、緑茶を大量に飲むとかえって口が乾く場合があるため、水分補給には水がお勧め です。
このように、口臭には常識のウソがつきものです。他にも、虫歯や歯石のケア、水分補給の方法、食事の内容、また精神的スト レスへの対応なども口臭の発生に関わるとされています。したがって、現在口臭を気にしている、あるいは周りの第三者からニオウと指摘されている方は、ぜひ 専門の口臭外来を受診して正しい検査を行いましょう。
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