1年前から唾液がネバネバ、ベタベタするようになり、その後、塩辛い味を常に感じるようになりました。温清飲、白虎加人参湯、酢酸亜鉛水和物(ノベルジン)、デュロキセチン、ロフラゼプ酸エチル、アリピプラゾールを順次ためしたところ、症状が軽減してきました。
治療開始から1年2か月して、手の振戦が出現しました。遅発性ジスキネジアを疑い、そのとき使用していたアリピプラゾール、デュロキセチン、ロフラゼプ酸エチルを中止しました。9日後に症状が軽減していたため、ポラプレジンクを開始しました。3か月後には手の振戦が消失し、味覚も正常化し、ヌルヌル感も軽快しました。