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国民会皆歯科健診

学会・研究会 2023年01月25日

総会後の講演会では津田高司先生が「いわゆる国民皆歯科健診について」と題して講演されました。津田先生は大阪府歯科医師会の公衆歯科衛生・地域保健・高齢者歯科保健・産業歯科担当副会長であり、口腔外科の1年先輩でもあります。

「国民皆歯科健診」とは政府が導入を検討中の政策です。現在歯科健診が義務化されているのは、小児と小中高生だけです。40~74歳の住民には市区町村が歯科健診を行うことが推奨されていたり、75歳以上の後期高齢者に対しては国民保険の事業者(市区町村など)が健診を行うことが推奨されていたりします。また、酸などで歯に問題が症いる職場での労働者に対しては歯科特殊健診が義務付けられています。しかし、この健診網から漏れている国民が多いというのが実情です。

人生100年時代に向けて「健康寿命の延長」「健康格差の縮小」のために、国民偕健診の重要性を政府が認識しているということです。

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