年に2回、大阪大学歯学部弓倉ホールで開催される大阪大学歯学会例会に参加しました。今回で128回を数えます。全く異なる専門分野の発表が聞けるのは4年に1気合い開かれる日本歯科こんかいの医学会総会くらいしかないので、この例会は知らない世界を見聞きできるよい機会です。
今回の目玉は昨年顎口腔機能再建学講座(第2補綴学講座)の教授に就任した池辺一典先生(私の同級生です)の老年歯学に関する講演でした。医学部、人間科学部などと共同でSONIC研究という大規模疫学調査を2010年から実施しているということでした。
数年ぶりに参加した学会ですが、今回驚いたのは優秀海外発表大学院生奨励賞受賞講演が英語で行われたことです。英語で発表した内容なので当然かもしれませんが、久しぶりに英語の講演を聞きました。