パニック発作を起こした経験があり、歯の治療に不安があると積極的な歯科治療にしり込みする患者さんがいます。パニック障害の治療法はいろいろなものがありますが、安定化技法というものもありました。これは「眼球運動による脱監査と再処理法(EMDR)」を行う前の準備段階や終了後の反応停止として実施する技法ですが、単独でも効果があります。
梶原都香紗, 松岡弘道, and 小山敦子. “安定化技法により自己コントロール感への影響が認められたパニック症の 1 例.” 心身医学 61.5 (2021): 460-466.