ドライマウスやドライアイを初発症状とするシェーグレン症候群は40~50代女性に好発します。私は小児の症例を経験したことがありませんが、診断されるのは20万人に1人の割合です。 成人のシェーグレン症候群も診断される患者数よりも潜在している予備軍が多いと推測されています。小児の場合は罹患していても診断される割合がさらに低くなっていることが推測され、潜在患者はもっと多いのではないかと考察されています。