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小柴胡湯類の活用

学会・研究会 2018年12月03日

決まった時間に発作が起こり、決まった時間に発作がやむ病態があります。これを「休作有時」といい、小柴胡湯の適応基準とされています。東京、赤羽牧羊記念クリニック東儀洋先生は休作有時の症例に対して小柴胡湯類を用いて多数治療されています。
小柴胡湯の適応は他に①口が苦い、のどが渇く、めまい、②往来寒熱(寒気と発熱を繰り返す)、③胸脇苦満(みぞおちから脇腹、脇にかけてが張って苦しい)、④心煩喜嘔(イライラしてムカムカする)のいずれかの症状がある場合です。
小柴胡湯類には小柴胡湯、大柴胡湯、柴胡加竜骨牡蠣湯、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯、柴朴湯、柴陥湯、柴苓湯などがあります。

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