心の働きが悪くなった状態が心気虚であり、動悸や息切れがして動くと症状が悪化します。 心気虚は久病で体虚の場合や高齢で臓気が衰微した場合に見られます。 治療法則(治則)は補心気であり、益心気、補益ともいいます。代表方剤は養心湯であり、人参、党参、黄耆、炙甘草、五味子から構成されています。