ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

電話:072-646-8445

新型肺炎の治療

治療法 2022年08月08日

中国武漢で流行した新型肺炎(nCoV)の治療法が話題となりました。講師の木本裕由紀先生が新型肺炎の症状を中国の研究者から得ました。主症状は頭痛、高熱、空咳で、放置すると2日から4日で重症化します。SARS、MERS、エボラ出血熱と同じく温病ですが、致死率は3% 程度で他の病気ほどは危険ではありません。
SARSは温湿病ですが、新型肺炎は温燥病なので、治方が異なります。木本先生は軽症から重症までの5段階に分けて治療法を示されました。最初の3段階は麦門冬湯などのエキス罪で対応できますが、症状が重くなると清燥救肺湯を煎じて作る必要があります。
1.清肺湯 + 麦門冬湯
2.麻杏甘石湯+ 麦門冬湯
3.白虎加人参湯+ 麦門冬湯
4.清燥救肺湯
5.清燥救肺湯の多くの生薬を増量、人参を沙参に変更、白殭蚕、全蝎を追加

ページの一番上へ