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新木本塾

学会・研究会 2019年05月27日

4月の症例検討会はレギュラーの山本篤志先生(西条ときわクリニック)が3症例、きもとクリニックの最寄りの「のぞみ薬局」の岡田律子先生が2症例を出されました。写真は会場となった千里ライフサイエンスセンタービルの山村雄一記念ライフホールの扉です。
山本篤志先生の症例104は股関節痛を訴えた53歳女性です。夜間痛、両下肢のむくみ、冷えると痛い、便秘といった症状です。腎陽虚、風湿痺、瘀血と弁証し、補腎温陽、袪風湿、活血化瘀のために、牛車腎気丸、疎経活血湯、通導散、附子末が処方されました。その結果、症状は徐々に消失しました。
疎経活血湯に含まれる威霊仙は袪風湿、通経止痛の効果があり、関節痛などに用いられます。威霊山は疎経活血湯、二朮湯に含まれていて、肩や首に痛みには二朮湯、その他の部位、特に下半身の痛みには疎経活血湯を用います。

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