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歯ぎしり食いしばりによる歯に関する問題2

症状・病態 2019年10月10日

歯の破折
噛みしめることによって、歯が破壊されて割れる場合があります。特に、神経を抜いた歯は破折しやすくなります。
歯の痛み、違和感
各種検査を行っても、虫歯や歯周病など歯の異常が全く見当たらないにもかかわらず、歯が痛む「非歯原性歯痛」という症状があります。それほど珍しいケースではありませんが、非歯原性歯痛の原因の多くは、食いしばりと歯ぎしりによって引き起こされる「筋・筋膜痛」です。
歯槽骨の吸収
歯を横揺れさせる強い力がかかり続けると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けて歯が動揺しますが、その状態を「咬合性外傷」といいます。歯周病に罹患する歯にこのような力がかかると歯槽骨の吸収が加速され、歯周病が進行します。
歯の傾斜、移動
噛みしめる強い力によって歯が傾いたり動いたりする場合があり、上顎前歯では歯と歯の間が空いたり出っ歯になるケースがあります。一方、下顎前歯では乱杭歯(叢生)になります。

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