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歯周組織再生剤リグロスと歯の延命

学会・研究会 2020年01月14日

口腔治療学講座村上伸也教授が開発したリグロスは私も日常診療でよく用いています。歯周外科手術で用いる薬としてとても使いやすく、なおかつ高い骨再生が期待でき、しかも保険適応という文句なしの薬品だからです。歯槽骨が再生される理由は次のような点があるそうです。
歯周病で骨吸収が進行した病変部分の周囲の歯根膜や歯槽骨にリグロスが作用し、間葉系細胞の増殖・遊走が活性化されて乾細胞数が増加します。リグロスにより血管新生や細胞外基質産生が促進されます。

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