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歯周組織検査2

診察法・検査法 2024年09月30日

歯周病の進行の程度を最もよく表すものは「歯周ポケットの深さ」です。歯周ポケットとは歯周病に罹った場合に生じる歯と歯肉の境界部分の溝のことです。正常な歯肉では歯周ポケットは存在せず歯肉溝と呼ぶ深さ1~2mmの溝が存在します。歯周病に罹ると歯周ポケットが生じ、6mm以上になると歯周外科手術が必要となる可能性があります。このように歯周ポケットは現在までの歯周病の進行の程度を表す重要な指標となるのですが、今現在歯周病が進行している最中なのか過去のある時期に進行したのかを判別することはできません。現在の進行状況を表す最もよい指標は「ポケット測定時の歯肉出血」の有無なのです。この他に咬合性外傷、根分岐部病変、2次カリエス、根面カリエス、不良充填物、不良補綴物、エナメル滴等があればこれらも記録します。

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