当院で行っている水素吸引療法、口腔連鎖球菌を用いたプロバイオティクス療法は歯科先制医療に含まれるようです。がんの標準治療の際に登場する先制医療、先端医療、統合医療、補完代替医療ですが、糖尿病や自己免疫疾患など、さまざまな疾患にも応用されています。口臭症や歯周病、口腔機能低下症も含まれます。今回は水素吸引療法に加えて4つのサプリメントが紹介されました。
ソレザウス(水素発生ケイ素製剤)
内服すること腸内に持続的に水素が発生します。発生した水素により、活性酸素(ヒドロキシラジカル)が除去できます。
レジュジーン(NMN製剤)
ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)は長寿遺伝子であるサーチュインを活性化する働きがあり、老化を防止します。
ハンフリン(CBD製剤)
カンナビノイド受容体(CBD)は免疫系、睡眠、食欲、代謝、身体調節の機能を調節します。また、p53遺伝子を活性化させ、がん細胞をアポトーシスへと導きます。
スペルミクス(スペルミジン製剤)
スペルミジンはT細胞の脂肪酸酸化を直接活性化し、老化による抗腫瘍免疫の低下を回復させます。