歯科恐怖の検査法にはDental Anxiety ScaleとDental Fear Scaleがあります。
高度な歯科恐怖の頻度は7.3%~24.3%で、平均約12%です。
過去50年間の歯科恐怖の評価スコアを比較してみた結果、経年的な変化が見られませんでした。いつの時代にも歯科恐怖は同じように存在することになります。
歯科恐怖は男性よりも女性に多く見られます。
恐怖を感じる器具や処置は、電気メスによる歯肉切除、根管治療、外科的処置、麻酔が効かない状況、抜歯、軟組織の切除の順でした。
恐怖心の強い患者の50%は歯科医師自身に問題があると考えていました。