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歯科臨床で口腔心身症に対峙する

論文・記事 2020年11月11日

私が大学を卒業した後は口腔外科の医局に入局しました。先輩から学会に入るようにと言われ、最初に入ったのが日本口腔外科学会です。毎年秋に総会・学術大会が開かれますが、これとは別に秋と春に近畿地方会が開催されていました。地方会の場で心理療法に全精力を傾けている変わった先生がいることを知りました。それが枚方市民病院口腔外科の中野良信先生でした。
大阪大学同窓会主催の臨床談話会に中野良信が登場し、「歯科臨床で口腔心身症に対峙する」とのタイトルで講演されました。口腔心身症患者に対しては薬物療法と心理療法を組み合わせて診療されています。心理療法として現在は下記のものを実施されていました。
薬物療法を導入するお膳立てとして
病態説明技法
一般心理療法
解決志向療法
ユーモア
口腔ケア
歯科治療
薬物療法と並行して
外来森田療法
ロゴセラピー
顔系臨床動作法
積極的筋弛緩法
SSP療法(低周波治療)
EPT(感情開放テクニック)
タッチングセラピー
〇×療法
即効的不快感情除去法
生活指導
環境調整
茶飲み話・世間話・人生相談
https://www.ousda.jp/gakujutsu/danwakai531.php

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