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漢方薬の服用方法

診察法・検査法 2014年02月27日

漢方薬は本来、薬草や鉱物から成る生薬をお湯で煎じる、あるいは切り刻んで白湯と一緒に飲むものです。しかしこのような方法では生薬の 保管も含めて手間がかかるため、現在ではお湯に溶かした生薬を濃縮して水分を蒸発させ、顆粒状にした「エキス剤」の服用が一般的となっています。
漢 方薬は1日3回、食前に服用します。食前とは、漢方薬がからだに最も効果的に吸収される「食事開始30分前」を意味しますが、万一忘 れて食事を摂ってしまった場合は食後の服用でも問題ありません。薬の効能がやや悪くなる可能性はありますが、飲まないよりはよいでしょう。なお、食事を含 め生活の時間帯が不規則な場合は、食事時間には関係なく1日に3回、服用してください。白湯と一緒に飲むのが正しい方法ですが、吐き気や体のほてりがある 場合は水と一緒に飲んでも構いません。

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