西条ときわクリニックの山本篤志先生が皮膚に発疹が出た3症例を紹介されました。皮膚をスライドガラスで圧迫して色が消褪する場合は血熱であり、消褪しない場合は血瘀です。写真の71歳女性で血瘀の症例では三焦の湿熱もあったため、黄連解毒湯、通導散、竜胆瀉肝湯が用いられました。 皮膚に点状出血斑が出現する場合は脾気虚による脾不統血が疑われます。42歳女性に対しては帰脾湯の内服で速やかに症状が消失しました。