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腹部圧痛点

学会・研究会 2024年04月25日

円山信二先生(竹原市、円山医院)は複部圧痛点が見られた際の針治療法について発表されました。中医学では腹部の圧痛には部位に応じて弁証があります。

心  心窩部  みぞおち
肝  右季肋部 わきばら
   左天枢  へその左横2寸 
胃  中脘   へその上4寸
肺  右天枢  へその右横2寸
脾  臍    へそ
腎  臍下部  へその下3寸
血瘀 中注   へその下1寸、横0.5寸
   大巨   へその下2寸、横2寸

左右の天枢に圧痛がある場合、肺査穴に針を打つと多くの症例で圧痛が消失します。圧痛が残存する場合は合金穴、分金穴に針を打ち、さらに残存すれば中封に打ちます。中注、大巨に圧痛がある場合は中封に針を打ちます。

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