大学の教養課程で心理学を選択したのですが、想像していたものとは全く違うものでした。想像していたのは精神分析学だったのですが、講義の内容は実験心理学でした。あまり興味を持てず、聞き流すだけの半年間が過ぎました。 この記念対談に参加している澤幸祐先生は実験心理学の大家だそうですが、研究内容の紹介はなく、臨床家との視点の違いや臨床に対する関心を語られました。