「通院中の精神科の薬が徐々に多くなるにつれて眠気が増し、1日16時間眠るようになった。また、5分前のことも忘れるようになった。そのため、薬の服用を自己中断した。その後も体調が悪く、以前からあった舌が暴れる症状も続いている」という経過で、来院されました。うつ病と十二指腸潰瘍の治療中だったようです。
初診来院前に中断した精神科での処方薬
ランソプラゾール(タケプロン) 桃核承気湯 抑肝散 イコサペント酸エチル(抗血小板薬)メコバラミン エチゾラム フルボキサミン クロナゼパム アトルバスタチン スルピリド
初診来院前に中断した内科での処方薬
テルミサルタン・アムロジピンベシル酸塩配合剤錠(降圧剤) アロプリノール(尿酸降下薬)レボチロキシン(チラージン) ランソプラゾール(タケプロン) メコバラミン ブロチゾラム
精神科でも内科でもランソプラゾールが出ていました。これらの薬を急にストップしたので、調子が悪くなったのでしょう。
現在の症状
舌が暴れている 歯の接触が気持ち悪く、歯がガチガチいう 寝起きが辛い 寒気 胃の膨満感 疲労感 ふらつき 体全体にアリが走り回る イライラする
口腔セネストパチーと診断し、クロナゼパムのみ再開してもらいました。2週後に来院された際は「最初は5割良くなったが、その後やや後戻りした。胃の調子は良くなり、イライラがましになった。副作用はない」ということでした。