親知らずは、生えてくる前に取り除くのが得策ともいえます。たとえば、親知らずを10代中ごろまでに抜いておくメリットとして、次のことが挙げられます。
歯根がまだ短い
親知らずの周りにまだ隙間があり、簡単に取り除くことができる
神経を傷つける危険性が少ない
第二大臼歯(奥歯)の後方に、十分な量の骨がある
つまり、痛みが少なく、早く、簡単に治療ができるということです。
まとめると、基本的にトラブルの原因になりそうな親知らずは、体調が良いときに思い切って抜いておくのが賢明といえるでしょう。ただし、年齢を重ねるとだんだん骨が硬くなるので、抜くなら若く健康な時期に行うことをお勧めします。