鋪野紀好先生が診断エラーには3種類あると説明されました。
診断の見逃し
診断の間違い
診断の遅れ
別の分類もあります。
システムエラー
認知エラー
システムエラーは人手不足、時間の制約、疲労、陰性感情などによって引き起こされます。認知エラーは何らかの思い込みで診断することで引き起こされます。
認知エラー
診断名を全部挙げる前に初めの方に出てきた診断名の中から診断してしまう(早期閉鎖)
最初の診断にいつまでも引きずられてしまって、新たな情報が加わっても診断を変更できない(アンカリング・エラー)
最初に思い浮かんだ病名で診断してしまう(アベイラビリティー・エラー)
症状を重視して有病率を軽視してしまう(表象エラー)
都合の良い情報ばかりを選んで診断してしまう(確証バイアス)。