医療従事者のための慢性痛セルフマネジメント講演会のトップバッターは柴田政彦先生でした。大阪大学疼痛医学講座の教授だった柴田政彦先生は、奈良学園大学に移られ、千里山病院でも診療されています。私は柴田先生宛に10人近くの慢性疼痛の患者さんを紹介し、治療をお願いしています。
麻酔科出身の柴田先生ですが、薬物療法やインターベンショナル治療よりも認知行動療法に力点を置かれています。柴田先生が患者さんに以下のような認知行動療法的対応を行い、心理士の定型的な認知行動療法につないでいるそうです。
・コミュニケーションスキル
・病気だけでなく個人の価値観に配慮した対応
・わかりやすい病状説明
・教育的サポート
http://www.naragakuen-u.jp/faculty/rehabilitation/shibata_masahiko.html