誤嚥性肺炎とは、食事中や睡眠中などに本人が気づかないまま口の中の細菌を飲み込んでしまい、その菌が肺に入ることにより高熱
を引き起こす恐ろしい病気です。具体的には、脳梗塞など により嚥下(飲み込む)反射と咳(せき)反射が低下して起こるといわれ、長期入院や寝たきりなどにより体力が低下している方にとっては致命傷となります。
そこで、歯科衛生士が訪問してご本人やご家族の口腔衛生指導(歯の磨き方や義歯の手入れの仕方など)を行い、口腔や咽頭部、唾液中の細菌数を減少させることによって誤嚥性肺炎を予防します。