神経伝達物質の一種であるドパミンの働きについて解説した総説論文です。口腔セネストパチーは口の中の異常感を奇妙な表現で訴える病気ですが、これについても書かれています。 口腔セネストパチーは中脳辺縁系のドパミン(D2受容体)が過剰伝達している可能性があるということです。電気痙攣療法(ECT)はD2遮断効果があるため、口腔セネストパチーにも効果があるようです。