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院長から始める防ぎ守歯科医療

学会・研究会 2024年03月08日

大阪大学歯学部予防歯科学教室の天野敦雄教授が講演された大阪大学歯学部同窓会主催の臨床談話会をWebで受講しました。歯肉縁下の歯石を除去する際はキュレットという専用の器具を使用します。キュレットで歯石を撮っていくと結構右手が疲れて困ってしまいます。その解決策として「あまの式SRP」法を紹介されました。

SRPとは歯肉縁下の歯石を除去し、根面を滑らかにする方法です。キュレットを右手で持つことに加え、左手もキュレットを持ち、主として左手でキュレットを引き上げて歯石を撮ります。こうすれば、右手が疲れて困るということがなくなります。

あまの式変法というのも紹介されました。右手を少し移動させ、キュレットの先に近いシャンク部分を左手で持つ方法です。この場合も左手でキュレットを引き上げて歯石を除去します。

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