ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

電話:072-646-8445

難治性空気嚥下症

症状・病態 病気 2019年01月17日

空気嚥下により頻回のげっぷと腹部膨満感が続いている症例です。生物心理社会学的アプローチにより症状が改善しました。
生物学的アプローチ
噛みしめ呑気症候群の発症メカニズムを説明し、理解してもらった
5分間に生じるげっぷの回数を記録してもらった
ゲップしている動画をみてもらい、空気嚥下の様子を自覚してもらった
腹部エックス線写真をみせて消化管ガスの変化を説明した
心理的アプローチ
アレキシサイミア(失感情症)に対して感情の気付きを促した
休日に趣味を大切にするようにした
社会的アプローチ
患者の能力特性を職場に説明した
理解がある上司がいる部署に配置転換した

ページの一番上へ