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非定型歯痛とは

口腔顔面痛 2019年07月10日
  • 歯が痛むから歯科へ行ってみたが、歯痛の原因がわからない
  • 歯を治療したのに痛みが取れない
  • 歯を抜いてもまだ痛む
  • CTやMRIなどいくつもの検査を受けたのに、それでも歯痛の原因が判明しない

上に挙げたような原因不明の歯痛を「非定型歯痛」、あるいは「特発性歯痛・突発性歯痛」といいます。非定型歯痛は原因を特定できない顔やアゴ、口腔内の痛みを訴える非定型顔面痛に分類される病気ですが、痛みの原因がなかなかはっきりしないため、困ったことにこれらの症状に悩む方々が専門医にたどり着くまでには、平均5〜6年の月日を要するといわれています。
また、非定型歯痛は口腔顔面痛の30〜40%を占める病気で広い年齢層に発症しますが、とりわけ40歳代の女性に多く見られるのが特徴です。痛みの出方や強度には波があり、夜寝る前に痛くなったり、舌の一部や別の歯にまで痛みが広がる場合、あるいは群発頭痛(後項で解説します)などと関連して歯が痛むケースもあります。
そのほか、
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