厚生労働省の慢性疼痛診療システム普及・人材養成モデル事業をWEBで受講しました。「歯科医のためのHeadache Academy ~三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)の診かた~」という内容です。
三叉神経・自律神経性頭痛とは群発頭痛に代表される機能性頭痛で、片側に強い痛みが生じます。痛む場所は目の奥、こめかみの内側、上顎の上方のいずれも奥の方の場所に感じられます。いずれの頭痛も以下に挙げるような交感神経症状を伴うことが多いのが特徴です。
a) 結膜充血または流涙(あるいはその両方)
b) 鼻閉または鼻漏(あるいはその両方)
c) 眼瞼浮腫
d) 前額部および顔面の発汗
e) 前額部および顔面の紅潮
f) 耳閉感
g) 縮瞳または眼瞼下垂