西山暁先生(東京医科歯科大学総合診療歯科)が顎関節症の基本的な解説をされました。顎関節症に関与する要因は多々ありますが、変更可能で重要な要因がTCH(上下歯列接触癖)です。TGHに対する行動変容法を紹介されました。
行動変容法はアルバート・バンデューラが開発した技法で、結果期待感、自己効力感を高めて長年身について習慣を変えていきます。TCHに対する行動変容法はバンデュ-ラのものとはだいぶ様子が違います。
第1段階 動機づけ崩落 「くいしばり」の実感
第2段階 意識化訓練 リマインダーの使用
第3段階 競合反応訓練 深呼吸時の脱力
第4段階 強化 ポジティブ・フィードバック
https://www.gakusai.co.jp/dent/dent-archive/3254/