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香蘇散

診察法・検査法 2015年12月21日

利気剤の代表方剤であり、香附子、蘇葉、陳皮、生姜、甘草から構成されています。蘇葉はシソの葉、陳皮はミカンの皮、生姜はショウガ、甘草は醤油や漬物、乳製品の甘味料といずれも日常的な食べ物です。香附子はイネ科のカヤツリグサ一種であるハマスゲの根です。
麻黄湯や桂枝湯などの桂麻剤は寒気がする冬場の風邪に用いるのに対して、香蘇散は寒気を伴わない夏場の風邪にも用います。


 

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