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骨と幹細胞

学会・研究会 2023年09月07日

大阪大学歯学部第一解剖学教室の大庭伸介教授の臨床談話会です。骨の元となる幹細胞として従来から骨髄間葉系細胞が研究されてきました。骨髄間葉系細胞には異なる性質の細胞があるため、純度が高い幹細胞として大場先生は骨格幹細胞、骨膜幹細胞、骨内膜幹細胞を推されていました。骨膜幹細胞には膜内骨化誘導脳と軟骨内骨化誘導脳あります。ところで軟骨内骨化SOX9、RUNX2などの転写因子が関与し、副甲状腺ホルモン関連ペプチド(PTHrP)、インディアンヘッジホッグ(Ihh)、骨形成性蛋白質(BMP)、血管内皮増殖因子(VEGF)などの分子が働きます。

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